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アメリカ人のママと結婚してはや13年、3人のハイブリッド(あえてハーフと呼びません)キッズのパパの子育て奮闘記です。


by takatsugupapa
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<   2008年 12月 ( 11 )   > この月の画像一覧

    最近、年の暮れということもあって、ばたばたと毎日が過ぎていくのですが、仕事から家に帰ると急にぐったりと疲れてしまいます。その反動か休日は朝からなんとなくだらーと過ごしてしまいます。マリースは、週のうち何日かは夜仕事があるので、その間は僕が子供(7,6,2歳)の面倒を見るのですが、これが結構大変なんです。まず下の2人を保育園に迎えに行き、家に帰るとマリースが作ってくれた晩御飯の用意、夕食、かたずけ、明日の保育園の用意、上の子の宿題のチェック、そして3人をお風呂にいれてパジャマに着替えさせます。それからベッドに入れる間までに少し時間があるのですが、もうへとへとで、悪いとは思いながら子供たちに勝手に遊んでもらったり、テレビを見てもらったりします。
     昨日ちょっと時間があったので、「Early Childhood Education Today」という本を読んでいると面白いことがかいてありました。それはFriedrich Wilhelm Froebelという人についてです。彼は「Father of the Kindergarten」と呼ばれた人で、その本のなかで「子供にとって遊びは最も純粋で最もスピリチュアルなアクティビティ」だといっています。しかし彼は同時に[無計画な遊びは子供にとってとても危険」だとも言っています。子供が遊びからいろんなことを学ぶとき、guidance, direction,and prepared environmentなしではあまり効率よく学ばなかったり、間違ったことを学んだりする危険性があるといっています。教育者あるいは、親の役割は、子供がしていることをよく観察し、その子供になにができるのか、いつごろにできるようになるのかということをよく理解したうえで、遊びの中から、子供たちを上手に学びへと導いてあげることだと思います。
     この本を読んだあと最近の家での子供の時間の過ごしかたを振り返ってみると、長男はぼーっとテレビを見、その横で次男が一人でなんとかレンジャーのおもちゃで戦闘ごっこをし、長女がお人形ごっこをしている横で、僕が手のかからないことをいいことにテーブルで新聞を読んでいる光景が思い浮かびます。教育者(学校の先生など)はプロなので毎日入念に計画されたシスティマティックなプログラムを創り、子供たちに提供していると思うのですが、僕たち、親の立場からすれば、それを毎日の忙しい生活の中でするのは、かなり難しいことだと思います。それでも、子供たちのことを考えると、もう少し子供の段階的な発達(何歳くらいで、何ができるかなど)について理解する必要があるし、明日からは疲れてちょっと新聞でも読もうかと思うその気持ちの代わりに、10分でも20分でも子供と一緒に本を読んだり、レゴで遊んだり、絵を描いたりしてやろうと思います。そうすれば少しは子供がなにか新しいことを学んでいく助けになったり、子供が大きくなっていく役に立てるのかなあと思います。分かっていても僕もマリースも疲れていてできないことがあるのですが、一緒に子供と遊び、その中で自分が子供たちをうまくガイドすれば、彼らは本当にさまざまなことを効率よく学ぶことができるのだと思うと、なんだか少しわくわくするし、子供と遊ぶのがもっと楽しくなるような気がします。また明日から仕事も子育ても頑張ります。
今日のお勧め絵本は、Chika Chika Boom Boomです。普通のABCの歌じゃなく、ちょっと違うABCのうたです。アメリカにいたとき子供たちに大人気でした。
by takatsugupapa | 2008-12-26 23:17 | 幼児教育
     この間、久しぶりにおもしろい映画を観ました。「Gone Baby Gone」です。監督はべんアフレック、主演はケイシーアフレック、ミシェルモナハン。ストーリーは下層階級が住む小さな町で起こった少女誘拐事件についてです。子供にとって幸せとは何かとても考えさせられました。
     またアメリカに住んでいた時のことを思い出しました。僕が勤めていた幼稚園はまさにこうした低所得家族とその子供たちをサポートする園で、毎日この映画の出てくるような人々を相手にしていたことを思い出しました。
    6歳のマイケルは、物心ついた時には、お母さんは失踪していて、お父さんとその両親と一緒に生活していましたが、ある日そのお父さん(ドラックディーラー)も麻薬不法所持で刑務所へ。パトリックの母親も刑務所から出てきた夫(自分の娘に対する性的虐待の罪)が子供たちをメキシコへ連れ去ってしまうのをいつも恐れていました。子供の失踪事件の多くはこうした身内による犯行が多いそうです。
     様々な境遇の子供たちと関わってきましたが、その中でもキャサリンは今でも心に残っています。最初、彼女はとてもおとなしいブロンドヘアー、ブルーの目がとてもきれいな女の子でした。ある日突然、トイレに行くのを嫌がったり、昼寝をするのを極端に恐れ、先生の言うことを全く聞かなくなりました。前から、キャサリンのお母さんはシングルマザーで、以前ドラック中毒だったことなどは聞いていましたが、最近では、ボーイフレンドともうまいくっているし、毎週きちんと依存症ミーティングにもでていました。ただキャサリンの変わり様は普通ではなかったのですぐに家庭訪問にいきました。そこで、彼女のお母さんとボーイフレンドに最近キャサリンが描いた一枚の絵を見せてもらいました。そこにはキャサリンとモンスターそれも股間に槍のようなものをつけているモンスターが描かれていました。すぐに彼女が何かを訴えているのがわかりました。カウンセラーと連絡をとりつつ調べていくと、キャサリンのお兄さんが彼女に性的虐待を加えていることがわかりました。すぐにお兄さんは施設に送られましたが、母親にとってみれば、自分の子供が被害者であり、加害者であり、とても複雑な気持ちだっただろうと思います。それから2、3か月ほどして、キャサリンはなんとか落ち着いてきたのですが、今度はお母さんの様子がおかしく、今までは忘れたことのないミーティングをすっぽかしたりし始めました。そうこうしているとある日、忘れもしませんクリスマスイブの前日、児童保護官が園に訪れ、キャサリンを引き取りに来ました。じつは彼女の母親が自分で電話して、彼女を育てるのを諦めたいと伝えたのです。彼女はその時、ボーイフレンドが彼女のもとを去ったことに耐えられなくまたドラック(コカイン)を使用し始めていました。その日、母親は園に現れることもなく、キャサリンはこれからどこへ行くのかも知らされないまま、保護官に連れられて園を去りました。最後に彼女を抱きしめてあげる他、僕たちにはなにもできることがありませんでした。
     反対にものすごく貧しい家庭環境の中でも優しい両親とその家族に囲まれて育っている子供たちもいました。確かに家はえっつこれが家なの!という家に家族全員が一部屋で寝起きし、着る物も、食べるものも満足にそろわない状況なのですが、その子供たちは明るく元気に園へ来ていました。
     子供たちにとっての幸せとは何なのでしょうか?恵まれた家庭環境で過ごすことでしょうか?あるいは、どんなに悪い親であっても本当の親と一緒にいることでしょうか?
     このように僕は、今までのこうした経験で、多くの悲しい子供たち、もう少しでも子供のことを考えろよと言いたくなる親たちを見てきました。いくらきつく叱ったり、自分の機嫌が悪いのを子供にぶつけても、子供は次の日にはパパ~といってギュッとだきしてめてくれます。そんな簡単なことがしたくてもできない子供たちがこの世にはたくさんいます。子供にとってはどんなに悪い、どうしようもない親でも、かけがえのない親です。そんな純粋な子供の気持ちに応えられるような親になれるように毎日がんばっていきたいです。またすこしでも子供と接する時間があればできるだけ一緒にいてあげたいと思います。
     あれ以来、キャサリンとは会っていませんが、今年のクリスマスには、キャサンリンがツリーの前で彼女のママをギューと抱きしめることができればいいのにと思います。
by takatsugupapa | 2008-12-22 21:08 | アメリカの生活

せんせい、あのね・・・

    最近、子供の宿題の「せんせい、あのね・・・」にはまっています。この宿題とても興味深いです。子供とよく一緒に宿題をし始めて、いろいろなことを僕のほうが学んでいます。
    この頃、よく長男(小学校1年生)と宿題を一緒にしています。特に週末は、割と時間がとれるので、国語など彼の苦手な科目を集中して見ています。長男は、3年前に日本に来たのですが、全く日本語が分からなかったのですが、最近では、岡山弁の「ぼっけえ(すごい)」などを上手に使っています。とはいうものの、まだまだわからない言葉があるようで、少し手助が必要なようです。毎週末の宿題の中に、「せんせい、あのね・・・」の後につづけて週末にあったことなどを書く宿題があります。これが僕の気に入っている宿題です。
    先週末は、人権週間ということもあって、「みんなとなかよくするためには・・・・」というトピックスでした。そのトピックスは結構大人にとっても考えさせられるテーマで、長男と一緒に、どうやったらみんなと仲良くできるのか、Brain Storm(ブレインストーム)しているといろいろと面白いアイデアが出てくるのです。大人同士でも(大人の方が)時には合わない人がいたりして、なかなかみんなと同じように仲良くできないことがあるので、これはちょっと考えてみるのにいい機会だと思いました。
    長男といろいろ話し合った結果、「みんなとなかよくするには」まずその人のことをよく知る必要があることにきがつきました。僕もそうなのですが、その人のことをなにも知らないでその人の見た目とか雰囲気、あるいは他人から聞いた情報だけでその人を判断していることがあります。もしその人のことを知って、ひとつでもその人の良い点がわかればきっとその人と仲良くなれると思います。ただその人のことを知るには、まず話をする必要があります。それで、人と話すのが苦手な僕と長男はどうすればいいのかしばし考えましたが、結局はじめは勇気をだしてあいさつから始めればなんとかなるという結論に達しました。
    長男と一緒に「あのね」帳をすることの利点は、自分の日々の行動をもう一度振り返ってみて、子供にとってちゃんとしたRole Model(お手本)になっているか確認できることです。前にも書いたのですが、Actions speak louder than words. 「自分ができないことを、無理に子供にさせるな」というのが僕のモットーなので、子供に皆と仲良くしなさいという限り、自分もみんなと仲良くしなければならないのです。というのは、僕も時々道を歩いている時、あまり好きではない人とすれ違う時などは、無視したりしたのですが、これからはそういう人にこそ挨拶をしていけばすこしづつでもその人のことを知るきっかけができるのではない化と思います。
    このように「あのね」帳は子供だけでなく、大人にとってもすごくためになる、Ethical toolだと思います。こんな宿題をだしてくれる学校、先生にとても感謝しています。

    今日のお勧め絵本は、Do You Want to Be My Friend? (Hardcover)
by Eric Carle
by takatsugupapa | 2008-12-16 20:42
    前回、子供の躾けについて、特に体罰(お仕置き)について書きましたが、今回はその続きでタイムアウト(Time Out)について書きたいと思います。これは、アメリカの家庭でよくつかわれるしつけのメソッドです。前回、僕は体罰は基本的に反対だと言いましたが、その代りのメソッドとして、タイムアウト(Time Out)を使います。行き過ぎた子供のMisbehaviorに対してとる対処法です。これは子供に罰を与えるというよりは、子供を落ち着かせる方法です。(逆に親にも有効でTime Outの間に親たちも落ち着けます。(結構重要です)
    昨日も長女(2才)が公園の砂場で友達と遊んでいたのですが、そのうち長女が砂を投げ始めました。他の子の目に入ると危ないので何度か注意したのですが、聞いてくれないので、2度目のあと長女を立たせて、ちゃんと彼女の目をみて、Firm but not emotionalに(きちんと言わなければいけないけど、感情的にはならないように)「砂を投げると、お友達の目に入って痛いよ。」Sand has to stay in the sand box.「砂は砂場の中よ」「次したらTime Outよ」と忠告しました。そのうちまた長女がまた興奮して砂を投げたので、I sent her to Time Out.彼女をGently pick up そして砂場から離れた場所に僕と一定の時間(2才だったら2から3分)一緒にいてもらいました。彼女は泣きましたが、もう一度彼女に何でタイムアウトになったのか説明して、泣きやみ落ち着くまで一緒にいました。そのあとまた彼女が砂場で遊びたいといったので、砂場に連れて行きました。その後は問題なく砂場で遊べました。
    タイムアウトは家の中でも使えます。タイムアウトの場所(うちでは、階段や部屋のコーナーです。必ず親の目が届くところ)を決めます。押入れや暗い部屋などに閉じ込めると、子供がトラウマ的に怖くなるので、気をつける必要があります。また時間はその子どもの年(5歳だったら5分、4歳だったら4分)がだいたいの目安です。このとき親としては、感情的にならないこと、また必ず子供にまたしたらタイムアウトよと忠告してあげることが重要です。タイムアウトの間にできるだけ子供に、なにがいけなかったのか、どうすればいいのかなどを考えてもらう必要があります。またちゃんとそれを考えないといつまでたっても根本的になにが良くないのか、子供が理解できなくなってしまいます。
    この発展編として、カウント123があります。これはまた次に書きたいと思います。
今日のお勧め絵本は、Where the Wild Things Are (Caldecott Collection)です。
by takatsugupapa | 2008-12-15 20:23 | 子育て
    最近よく、子供のしつけって本当に難しいなあと思います。よくテレビなどのコメンテーターなどが「昔ははよく隣の頑固オヤジにあたまをゴツンとかやられてそだったものですよ~」なんていうコメントを聞きます。また「学校でも先生もガツンとやってやればいいんだ」とか。んん~あまりにもぼくがアメリカで学んだことと意見が違うので、悩んでしまします。そこで今回は子供のしつけ、特に体罰(お仕置き)についてかんがえました。
    昨日、2才の長女と公園に行きました。遊具で遊んでいた時のこと、彼女がロープ橋を渡っていると反対側から、5歳か6歳ぐらいの女の子が渡ってきて、橋の真ん中で鉢合わせになってしまいました。長女に後ろに下がったらといっても彼女が動かないのでそばに寄ってみると、その女の子が長女の足を踏んでいたのでした。最初は気が付いていないのかなあと思っていましたが、そのうち長女が尻もちをついてしまうと、今度はすねのあたりを踏んでじっと長女をみていました。そのあと長女はなんとか立ち上がり後ずさって橋からはなれたのですが、その女の子は次に違う男の子が橋を渡ろうとすると後ろから服をつかみ引っ張ると自分が先に渡ってしましました。すごい子がいるなあと思っていると、突然大きな声で「○○ちゃん、お友達に押したりしたらダメでしょう。」「いじわるしたらダメでしょう!」と、ああお母さんかと思っているといきなりパーンという音がジャングルジム中に響き渡り、女の子の泣き声と「お母さんごめんなさい」と訴える声が・・・・。親は、子供にとって良いRole Model(お手本)にも悪いRole Model にもなるので気をつけないといけないなあと思いました。親がcorporal punishment(体罰)を使いすぎると、やっぱり子供もそれをマネしてしまうのでしょうか?
    アメリカで学校に行っている時よく、体罰はいい、悪い?というディスカッションをしました。僕の意見は体罰には基本的に反対です。子供が悪いことをした時、たとえば友達をたたいた時、体罰(肉体的苦痛を伴う罰)を使うと、子供にどうして自分のしたことが悪いのかということを理解させないで、ただ単に「この行為をすると自分がたたかれるのでしない」というまちがったメセージを与えてしまいます。極論かもしれませんが、「もし悪いことをしても、見つからなければ、罰も受けないのでなにをしてもいい」と子供(あるいはその子供が大きくなって)思うようになるのでないでしょうか。それよりは、小さい時から、なぜいけないのか、きちんと説明して子供に納得してもらわなければ、子供のBehaviorは良くならないと思います。まだ言葉がしゃべれないような子供の場合、自分の感情を言葉で表現できないので、行動(たたいたり、噛んだり)で表現しようとしますが、これは正常なことで、このころからきちんと子供に叩く代わりに、言葉で人の気持ちを表現することをencourageする必要があります。この時期にお友達を叩いた子の手を「パチン」なんてしていると、その子供にまちがったメセージを与えてしまいます。
    これは余談ですが、ある時、友達のState Trooper(州警察)にどこまでが体罰でどこからが折檻なのか聞いたことがあります。彼は、「たとえおしりをたたいても、あざが残ればそれは折檻で、それは犯罪だ」と教えてくれました。
    先に僕が基本的に体罰は反対と書きましたが、賛成するケースもあります。それは、大至急にその子の行動を修正させなくてはいけない時です。
    まだ長男が4歳ぐらいのとき、彼のお爺さんおばあさんの家の前に湖があるのですが、そこへ行くには大きな州道を渡らなくてはいけません。ある時、長男がその道を突然、確認もしないで走って横切りました。その時ほど肝が潰れたことはありませんでした。ラッキーにも車が来ていなかったので大事には至りませんでしたが、すぐに長男に駆け寄り、無事を確認をすると思いっきりおしりをひっぱたきました。彼も大泣きでしたが、危険を伴う行為ですぐにそれをやめさせるためには、子供に「たたかれるからしない」と思われても、即効性のある方法Spankが
効果的だと思います。
    それ以外のときは体罰の代わりにTime Outを使います。これについては次回にまた書くつもりです。
     今日のお勧め絵本は 
Today I Feel Silly: And Other Moods That Make My Day (Hardcover)
by Jamie Lee Curtis (Author), Laura Cornell (Illustrator)
by takatsugupapa | 2008-12-14 11:01 | 子育て
     子供は最近よくe2byスカパーのカトゥーンネットワークにはまっています。その中でも「サムライJack」は大のお気に入りなのですが、その番組のスタートは8時30分で、うちのいつものスケジュールだと、子供たちは寝室へ行く時間なのです。今日も僕たちがちょっとばたばたしていて8時30分すぎているのに気がつき、「It's time to go bed」というとものすごい「No~」という声が最初で、強引にテレビを消してしまうと、長男は涙がぽろぽろこぼれてしまい、次男は床をごろごろ転がり始め、長女は訳も分からず二人の兄のマネを延々と続けるのです。
     アメリカで幼稚園で働き始めたときのこと、一日のスケジュールはきまっているのでそれに従おうとするのですが、ひとつのactivity から次のactivityへ移るのになかなか子供たちが、指示にしたがってくれず困ったことがありました。ハイかたずけて~といってもほとんど無視され、こっちもいらいらしてきてどんどん声が荒くなっていってしました。確かに先生になりたてで、子供たちも僕に慣れていなくて、僕にChallenge(僕のlimitがどのくらいなのか見極めようとしていました)してきていたのもあったのですが、それでもどうやったらうまく次のActivityに移れるか悩んでいました。そんなときのダイアナ先生です。すぐに相談に行くと、彼女は「Taka、もし自分にされて嫌なことは、たとえ子供に対してでもしてはいけないよ」そして、「もし自分がたとえば面白い本に夢中になっている時に、急にハイ終わりといって本を取り上げられたら、どう感じる?」と言われました。確かにそんなことされたら腹が立ちます。そう答えるとダイアナは「じゃあそんなことしないことね」と、じゃあどうすればいいのか尋ねると「キッチンタイマーある?なかったら買っといたら便利よ」と教えてくれました。
    そのあとのダイアナのアドバイスを、簡単に書くとこうです。まずかたずけの時間の5分前に、照明をちかちかさせたり、鈴を鳴らしたりして全員の子供たちの目を自分に向けさせます。それからあと5分したらかたずけの時間だということをしらせ、タイマーをセットします。5分後にはベルが鳴るので、それがかたずけの合図だということを知らせます。毎日どんな時でも、子供たちにあと何分で次のどんなActivityに移るのか知らせることが大事です。あとは一貫してそれを続けること(タイマーを使ったり、使わなかったりしない)です。ものすごい簡単なことなのですが、とても効果的でした。ベルが鳴るジリリリリ~という音をなんとなくうれしそうに待っているみたいでそれと同時に競争のようにおもちゃのかたずけなどを始めるようになり、その後は子供たちも落ち着き、とてもスムーズに一日のスケジュールが流れるようになりました。
    日本に帰って来てからも前はよくキッチンタイマーを使っていたのですが、最近は忙しさの余り忘れていたみたいです。僕たちが忙しかったり、疲れているとなかなかこうしたことが面倒になってできなくて子供に親の勝手を無理強いしてしまいがちです。やっぱり僕も親としてこうしたことに時間をとって(泣いてる子供を急かしてベッドに入れてしまうのではなく)ちゃんと対処していかなくてはと思いました。
    ただダイアナが僕に言った「自分がされて嫌なことは、たとえ子供にでも決してするな」という言葉はいつも心に留め置いています。これについてはまた日を改めて書いてみたいです。
    今日のお勧め絵本はThe Cat in the Hat by Dr. Seuss
それでは、おやすみなさい。
by takatsugupapa | 2008-12-10 22:28 | 子育て

人権週間

    今日、どこかの高校でパンタロンを女子学生の制服に採用したというニュースをみました。http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/region/20081206t15042.html それで僕のアメリカのホームタウン、Seneca Fallsのことをおもいだしました。この町はとても小さいのですが、歴史的に(特に女性にとって)はとても重要な町です。というのは、女性の人権運動がアメリカではじめて始まった町なのです。
Cady Stanton, Susan B Anthony,Amelia Bloomer、この3人の女性が中心となり女性の権利を勝ち取りました。そのなかのBloomer(ブルマー)は初めてスカートの下にブルマー(ズボン)をはいた人です。学校で使用するブルマーはこの女性の名前です。http://www.nps.gov/wori/historyculture/amelia-bloomer.htm
     先週、長男の学校からの便りで、先週、今週と人権週間だと知りました。アメリカにいるときは、人種差別や人権についてとても身近な問題としてよく話題にのぼりますが、日本ではアメリカほど多様な人種で社会が構成されていないので、人種差別などについてあまり気に掛けることが少なくなったような気がします。それでも、男女差別などいろいろかんがえさせられることもあります。
    そんななか、ぼくが驚いたのは、長男が小学校に上がったとき、友達のことを男の子も女の子も「~さん」で呼ぶことです。今までにはない革新的なことだなあと思いました。そして初めての参観日、教室では先生が子供たちを「さん」づけで呼んでいるのをきいて日本も変わってきたなあと感心しました。そのときふと思ったのですが、もし男の子と女の子の出席番号が分かれていなくて、席も混ぜ混ぜで、出席をとるときに男の子から呼ぶのをやめるともっとすごいだろうなあと思いました。そして今日のパンタロンのニュースを聞いて、これから小学校も、男の子(半ズボン)、女の子(スカート)で分けないで、共通の長ズボンとかの選択ができるようになるんだろうなあと思いました。長男の担任の先生はよくズボンをはいていらっしゃいますが、きりっとして、男性から見てもかっこいいなあと思います。それに機能的で動きやすいし、暖かいし、女子生徒でもズボンの人気がでるのではないでしょうか。
今後も学校はどんどん変わっていき、こうした子供たちが社会に出て行き、世の中はますます男女平等にいくんだろうなあと期待しています。
今日のお勧め絵本は、We Are All Born Free: The Universal Declaration of Human Rights in Pictures (ハードカバー)
by takatsugupapa | 2008-12-07 22:15 | 国際結婚

子育てアイデア Fairness

    「僕のおもちゃは僕のもの、この子がもってるおもちゃも僕のもの、あの子がもってるおもちゃも僕のもの、君のもってるおもちゃもぼくのもの、この世のおもちゃはぜ~んぶ僕のもの、でもねこわれたおもちゃはきみのもの。」
    よく2さいぐらいの子供の典型的なbehaviorを表すのに使われるたとえです。僕も2さいの娘がいるのですが、この子が今ぴったりこのたとえに当てはまります。昨日も長男(7歳)が自分の赤ちゃんのころのアルバムをひっぱりだして見ていると、今度は次男(5歳)が自分のアルバムを見始めました。すると(なぜか末っ子のアルバムはまだないのですが・・・)末っ子がやってきて無理やり次男からアルバムをひったくり始め、次男も負けじと引っ張り返すので、アルバムのA Tug of Warの始まりです。末っ子は「かして~」とは言うのですが、いえばみんな自分のものになると思っているようすです。結局二人とも泣き喚きはじめ、僕はどうしようかと思い、頭の中では「先に読み始めているのは次男の方、ただ末っ子に待つように言うと、またいつものように火がついたように泣き始め床を転げまわるし・・・」面倒くさいので次男に「5分だけ末っ子にかしてあげて、彼女はまだ小さいし、まだよくわからないんよー」といってアルバムを末っ子に渡してしまいました。すぐに僕の間違いだと気がつきましたが、時すでに遅し。次男は目に涙を浮かべながら「It's not fair. I got the album first.」そのとおりなんです。子供に「It's not fair」と言われるのは、「I hate you.」の次ぐらい堪えます。それですぐに末っ子からアルバムを取り上げて「お兄ちゃんがさきに見てるから、やっぱりあとでね。ちょっと待っといてね。」今度は末っ子が大泣き。当たり前なのですが、完全に僕の間違いでした。
    まず第一に、前にも書いたのですが僕の言っていることにConsistency(一貫性)がないこと、次に、Fairness(平等)、「彼女はまだ小さいし」というコメントこの一言で次男には小さければ何でのもできるというメッセージを与えてしまい、それにより急に赤ちゃん言葉を使い始めたり、ふるまいが赤ちゃん化したりします。第3にいくら三番目の子供といってもやっぱり上の二人と同じようにアルバムを作っていなかったこと(これもFairness)。
    2才なりたての子供にはまだパラレル(並行)プレイが限界です。(同じ遊びをほかの子と並んではできるけど、協力して一緒にはまだ遊べません)それにほかの子とおもちゃをShareすることができません。したがって保育園や双子のいる家庭などでは全く同じおもちゃが複数必要になります。ですが、少しずつでも「他の子が、遊び終わるのを待つ」練習も必要になってきます。それには、大人がきちんと時間を区切ってあげること(じゃあと5分したら替ってね。もしキッチンタイマーとか使うと効果的)、Shareできたときはよくほめてあげること、「かして~」「いいよ」「あとで」を言えるよう励ましてあげることなどが必要だと思います。
    当たり前のことをだらだらと書いてしまいましたが、それでもなかなか僕にはできません。
子供に「It's not fair」と言われないよう、Fairnessをいつも心がけて子育て、パパなりにがんばります。
今日のお勧め絵本は The Boy Who Wouldn't Share (Hardcover)
by Mike Reiss (Author), David Catrow (Illustrator) ,We Share Everything! (Paperback)
by Robert N. Munsch (Author), Michael Martchenko (Illustrator)
 
by takatsugupapa | 2008-12-06 14:22 | 子育て

Don't ask, don't tell

    最近ニュースでフィリピン人家族の強制退去の話をみました。詳しいことはよくわからないので勝手なことは言えませんが、13歳の女の子にとってはすごいかわいそうだなと思います。記事については、   http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081121ddm041040040000c.html
    これで思い出したことを書きます。アメリカのNY州の幼稚園で働いていた時のことです。この幼稚園はとてもユニークな園で、農業に従事している家族のために作られたものです。最近ではとくに、季節労働者が多いです。そのほとんどは、メキシコ人、ハイチ人で占められます。彼らは、季節ごとに、フロリダ州でオレンジの収穫を、そのあとジョージア州でピーチ、ニューヨーク州でリンゴやブドウの収穫とアメリカ中を移動します。当然彼らには子供がいるわけでそうした子供たちが、アメリカの小学校にうまく適応できるようにサポートするための施設なのです。
    ただ問題は、その家族のほとんどが、不法移民だということです。アメリカにはたとえ両親が違法に移住してきていようと、その子供たちにはちゃんとした教育を受ける権利があるので、学校に行くことができます。僕が務めていた園でも、当然入園の前に両親に会いさまざまな情報を聞かないといけないのですが、「あなたは、労働ビサをもっていますか?」とか「どうやってアメリカに来ましたか?」等という質問はききません。それを聞いて、不法滞在者だということが分かれば、法的な対処をしなくてはいけなくなるし、知ってて黙っていれば自分が法を犯したことになってしまいます。そこでこの「Don't ask、don't tell」という法律が活きてくるのです。余計なことは聞かないし、聞きたくないし、それですべてうまくいくならそれでいいとう、すごくアメリカ的な考えだと思います。もともとはクリントンが作った法律で、軍隊に入るときに、自分がホモセクシュアルかどうかを、軍は尋ねないし、答えないというものです。
    ただ危険を伴うこととなると話は別です。たとえばある日6歳の男の子ホーヘイの迎えにお姉さんのアンジェラが園に来ました。彼女はどう見ても10代前半なので、年を聞いてみると15歳でした。ぼくは、アンジェラに、「お父さんかお母さんは?車にいるの?」と聞くと、「ううん」という答え。その幼稚園はわりと郊外にあるので、自動車(子供たちはスクールバスで通学します。)が必要なのですが、「どうやってきたの?」と尋ねると「車」とのこと。ぼくは訳がわからず、冗談で「アンジェラが運転してきたの?」と聞くと「うん、そうよ」と全然悪びれる様子もなく、「お父さんに頼まれて来たの」と。これには、さすがに僕もちょっと、というよりかなりまずいのですぐ両親に連絡してダメだと告げました。
    今の例は特別にしても、この「Don't ask,don't tell」のルールはお互いの無意味な衝突をさける、便利なルールです。こうしたルールがあるおかげで、アメリカ人がしないようなきつい仕事をしてくれる人々がいて、そのおかげで、僕たちはリーズナブルな野菜や果物をてにいれることができています。(こうした人々を利用して、ひどい待遇をしていた人たちもいましたが)。そうした季節労働者(Migrant Farm Workers)の家族とその子供たちと知り合い、少しでも手助けできたことは、今でも僕にとって大きなl誇りです。
    今日のお勧め絵本はAmelia's Road by Linda Jacobs Altman and Enrique O. Sanchez (Paperback - Sep 1995)アメリカの季節移動労働者とその女の子のお話です。ライフログみてね。
by takatsugupapa | 2008-12-04 20:30 | アメリカの生活
最近、自分が疲れているからとか、仕事のことなどでイライラしていることが多く、ついつい子供に対して、声を荒げてしまうことがあります。一度、怒り始めると抑制がきかなくなり、自分のストレスみたいなものを発散させていることに気づき、あとでものすごい自己嫌悪と子供にたいして取り返しのつかないことうをしてしまった気がして、沈んでしまうことがあります。
ブログを始めて良かったことは、アメリカにいた時のこと特に仕事柄、子供のしつけとか教育方法をもう一度、思い出し確認できるようになったことです。たとえば子供ほめ方(これが正しいというわけではないですが、僕には使いやすいという意味です。)ですが、「Good Boy、Girl」とか、反対に「You are a bad boy, girl」とかを使わない、その代りに「I don't like what you did.」とか「Wow、it makes me so happy what you did.」を使っていたことです。長男が部屋のかたずけをした後、もし「Good boy!」と言ってしまうとかたずけしなかったら「Bad boy」ということになってしまうからです。。長男自身はいつも「Good boy.」なわけで,よかったのは、長男がした行為です。したがって本人を判断するのではなく、長男が行った行為にたいしてどうなのかをいってやらないと、長男に誤ったメッセージを伝えてしまうおそれがあります。昔はよく「Good job!」を使っていましたが、最近「Thank you」とか「I am so happy that you did ~」とか「I am very disappointed that you did ~」「I am very proud of what you did.」などを使い、子供がした行為に対して、僕がどう感じるかを伝えています。特に僕は「Thank you」が気に入っています。、「よくできたね」っていわれるより「ありがとう」っていわれると、なんかすっごくあったかくなるような気がします。こうすることによって上から子供をJudgeするのではなく、子供に近い目線になれるし、子供が他人の気持ちを感じられる助けになるかなあと思います。ただこれが絶対正しいとは思いませんし、ほかにももっといい方法があるかもしれません。またそんなことは甘いなんて思われるかもしれませんが、it is working for me and my children so far.かな。
今日のお勧め絵本はGuess How Much I Love You (ボードブック)
Sam McBratney (著), Anita Jeram (イラスト)
by takatsugupapa | 2008-12-03 20:34 | 子育て