アメリカ人のママと結婚してはや13年、3人のハイブリッド(あえてハーフと呼びません)キッズのパパの子育て奮闘記です。


by takatsugupapa
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カテゴリ:子育て( 21 )

Ben の目線

「つけといて」「いや~だ~!絶対いや~」「そんなこと言わないでもう少しだけ~」「いや~もうはずす!」こうした会話を毎日のように繰り返していました。
アメリカで働き始めた最初の年のこと、僕はBenという6歳の子供を受け持ちました。ベンは学校の近くのイチゴ農家の5人兄弟の末っ子でした。クラスでは全く言うことをを聞かず、すぐに癇癪を起すので僕はどうしたらいいかよくわかりませんでした。Benは生まれたときから右目があまりよく見えず今までに何度も手術を繰り返していました。そのため右目を使わすために正常な左目に目全体を覆う大きな絆創膏を午前中張っていなければなりませんでした。彼ははそれをとても嫌がりいつもそれをすぐに剝してしまおうとするので、それをつけておくようにいってもなかなか言ううことを聞いてくれませんでした。
Benの両親も絆創膏の上にキャラクターのシールを貼ったり、お姉さんは絆創膏の上に目を描いたりしていましたが、どうしてもすぐ剥いでしまいました。
ある日、どうしていいかわからなくて同僚のジョアンに相談してみました。彼女は「ベンの態度にはなにか原因があるはずよ、それを見つけられると少しは楽になると思うよ。子供たちはみんな一緒、やさしいいい子ばかり、彼らのコンディションやまわりの環境に左右されるのよ。」とニッコリ。そんなわかりきったことを今更いわれて余計へこんでしていると、最後に「子供の視線でみてみたら。」といって自分のクラスに帰っていきました。
Benの場合彼のネガティブな行動はたぶん絆創膏が原因のはずです。でもどうすればいいのか、両親からは必ず貼っておくように言われているし・・・・。その時ジョアンの最後の言葉「子供の視線」を思いだしました。
次の朝、ベンが教室に入ってきたとき、僕を見てきょとんとしていました。というのは、僕もBenと同じように右目(僕の場合右目が利き目の為)に絆創膏をはっておいたのです。確かに実際どんなものなのか知りもしないで、Benに強制するのはよくないと思ったからです。そしてBenと一緒にシールを選びお互いの絆創膏に貼り合いました。1時間ぐらいは大丈夫なのですが、そのうち目がすごく疲れてきて、その後ひどい頭痛がしてきました。また視界が半分しかないのですごく不安になってきました。顔ではにこにこしているのですが内心「おお~これはしんどいな~、今すぐにでも外したいなあ」と思っていました。
子供たちが帰った後、急いで絆創膏を剥がしました。Benがあんなに言うことを聞かないのもわかりました。片目だと、頭痛がしたり、ものすごくイライラし6歳の子供にはどう対処すればいいのかわからないので周りの物は人に当たり散らしてしまっているのです。Benに対して今までとは違う気持ちで接することができるような気がしました。
実際、Benがどのように感じているかわかったからといって、すぐにBenに態度が変わったわけではありませんが、Benとの距離が一歩近くなり少なくとも僕自身がそんなにイライラしなくなりました。
by takatsugupapa | 2009-05-24 20:51 | 子育て

いないいないばあの秘密

     長女(2才)の話ですが、彼女がなかなか一人で寝てくれません。長男(7才)と二男(5才)はアメリカ生まれで、赤ちゃんの頃から一人でCrib(赤ちゃん用ベッド)で寝てもらっていたので、今では全く問題なく絵本を読み聞かせした後は一人で自分の部屋で勝手に寝てくれます。これは、親にとってとても助かります。ホテルなどに泊まった時、子供と一緒に寝ると全然ぐっすり眠れないのです。
それでも、長男が赤ちゃんのころは、一緒に寝てもいいのになあと思っていましたが、マリースは長男をCribにいれて手すりを持ち上げると、「おやすみ」と言って部屋のドアを閉めてしまい、あとは長男がいくら泣こうが、泣き疲れて寝てしまうまで放って置いていました。最初はかわいそうに思うのと近所の人に警察でも呼ばれはしないかとハラハラしていました。でもこのおかげで、2才半ぐらいには自分でベッドに入ってくれるようになり、すごく僕たちにとっては楽になったのと、ぐっすり寝れるので起きている時は気分すっきりで子供に対してもイライラしないし、全力で子供に接してあげられるようになりました。
それが、長女の場合どうも甘やかしてしまうのと、大声で泣かれるので近所迷惑を考えてしまい、ついつい一緒に寝てしまっていました。僕の間違いは彼女のベッドで一緒に絵本を読むのですがそのうちついつい僕の方が先に眠ってしまうのです。そうこうしているうちに、長女は2才半にもなるのに全く一人では眠れなくなってしまいました。
     2週間ほど前にマリースがこれではダメだということで、「エマを一人で寝させる計画」を始めました。まず最初は、絵本を読んだあとベッドの隣にイスを置きそこに座って彼女が眠るまで待ちます。最初の3日ほどは泣き疲れて眠っていましたが、毎朝、彼女が起きると「Wow,you are now a big girl! You slept alone all night! Good job!」と言って褒めてあげていました。彼女も結構うれしいらしくその夜も一人で寝れるよといいます。(実際はすんなりとはいかないのですが)その後イスの位置を少しづつドアの方向に移動させていき、おとついからは、ドアの外にイスを置き(彼女から見えるようにドアを開けて)ようになりました。また彼女が泣く時間もだんだん短くなり昨日は2,3分泣いただけでした。そのうちイスを彼女から見えない位置に移動させて、最終的にはおやすみのキスで済むようになればと思っています。今のところ順調です。
     そこで大事なのは必ず朝彼女が起きたときには、僕たちのどちらかが(できれば前の夜イスに座った人)が、彼女を迎えてあげることです。これはいないいないばあと同じなのではないでしょうか。赤ちゃんの時によく「いないいないばあ」であそんであげるのですが、実は赤ちゃんにとってこの遊びはとても重要なのではないかと思います。というのは、赤ちゃんの時に「いないいない」のときにいなくなった人が「ばあ 」でまた戻ってくることを覚えます。お母さん、あるいはお父さんは、時々自分の前からいなくなるけど必ず自分の前に戻ってきてくれると気づきます。こうして少しづつTrust(信頼)と安心を覚えていきます。同じように、長女も少しづつ、夜一人で不安になると思うけど、お母さん、お父さんを信用して眠ると必ず次の朝にはまた彼らが戻ってくることを覚えていっているんだと思います。だから朝には笑顔で「Good Morning!」で大きなハグとたくさんのキスで長女(長男と二男も)を迎えてあげるようにしています。
     こう考えるようになって、いつもの変わらない朝が、今では毎朝が少し違う朝(ちょっと大事な朝)に感じられるようになりました。
     
by takatsugupapa | 2009-05-21 20:15 | 子育て
最近、2才の長女に手を焼いています。何でも一番じゃないと気が済まないし、何か気に入らないとものlすごい勢いで泣きわめきます。さらには、友達をたたいたり、ほほをつねったり、2人の兄にかみついたりとやりたい放題です。どうやら保育園でもやっているみたいです。
いままでブログでいろいろな子育てのテクニックとか得意げに書いていたのですが、灯台もとグラしだったようで、僕自身どうやったらいいのかわからなくなっています。甘やかさないできちっと言わなければいけないときは、言おうとおもうのですが、ついつい甘やかしてしまいます。(はじめての娘なもので)上の兄(7才と5才)もよくおもちゃなどの取り合いを長女としていても、ついつい上に我慢させてしまったり(その方が簡単に解決できるから)まあいいかって感じでその場しのぎで問題を解決していたつけがまわってきたようで、とんでもないモンスターを創りあげているのかなあと不安になるときがあります。その反対にあるときはエンジェルのような笑顔で落ち着いて過ごせるときがあり訳が分かりません。
きちんと子供をしつけたいのでが、一番の不安は今自分が子供にしていることが正しいのかまちがっているのかわからず、その結果がでるのが、かなり時間がかかってしまうことです。ただ将来「なんであんたはそうなん?」なんて子供にいいたくないので、今僕が子供にしてやれることは(それが間違っているかもしれないけど)できるだけのことはしてやりたいなあと思います。あと10年もすれば、文句の一つどころか。口もきいてくれなくなるのでしょうから。
そんな時、いつも一番気にかけているのは、いくらかの選択肢はあげてもできるだけ子供に何をしなければならないのか、してはいけないのかきちんと判断させてあげることです。その判断が正しければ、たくさん褒めてあげるし、間違っていたらどうして間違ったのか一緒に考えてあげる。間違っていることに対して、親が怒ったり、たたいたりして教えても、子供がなんで間違っているのか根本的にわからないと解決しないと思います。変なたとえですが、人が見ているので、道にゴミを捨てない、というのと、みんなの町をきれいに保ちたいので道にゴミを捨てない、では行為は同じなのですが、根本的な考え方がちがいます。怒られるから、友達をたたかないのか、友達を叩くと痛いし、友達とは仲良くしたいので叩かない、の違いです。このlogical thinking が正しくできるように子供を導いてあげることが大事なのではないかなあと思います。とても難しいし根気がいる作業なのですが。
時々夜、僕は、一人一人の子供の寝顔を眺めながら今日の一日特にその子と一緒にしたことを思い出し、こうすれば(こう言えばよかった)良かったとか、これをしてよかったとか反省してみます。マリースにもします。(ああもっと家事を手伝ってあげればよかったかなあとか、ほとんどが反省ばかりですが・・・))そうして僕の心も落ち着き、また明日から根気よくこの子とがんばろうと思うことができます。子供のことを思えば思うほど、子育てはどんどん難しく思えてきます。だから時々悩みすぎて、心が折れそうになりますが、そんなときは「ああ僕は子供のことをたくさん思っているから、たくさん悩むのか、だったらもっと悩もう!」と調子よく考えています。
なにを書いているのか訳がわからなくなってしまいましたが、最後に、これからも子育てを楽しんでいきたいですね。
by takatsugupapa | 2009-04-30 23:40 | 子育て
3日ほど前のこと、仕事から帰って、マリースはまだ仕事中なので、3人の子供(7,5,2才)に晩御飯をたべさせて、台所をかたずけて、お風呂にいれてと、していた時、自分でもきずかないうちにだんだん子供たちにあれしてこれしてという声が大きく、荒くなっていました。特に長男に対して、たぶん自分の中で、彼ならこれぐらいはしてくれるだろうという期待が大きすぎるのか、彼のちょっとした行動にいらいらしていました。たとえば、僕が洗い物している間に、長男に弟と妹をお風呂に連れて行って、面倒をみているように頼んでいると、自分だけ先にお風呂から出てきてしまいました。「なんで!さっき面倒みていうてお願いしたじゃろ~」と怒ると、「だって、妹(2才)が言うこと聞いてくれんもん」という答え。今考えると、僕の我儘な命令で、7才の子に2才と5才の面倒(シャンプーしたり、体洗ったり)はなかなか難しいのです。ただその時は、僕も疲れているし(言い訳)、ばたばたしていて、声を荒げて怒ってしまいました。長男は目に涙を浮かべながらもまた脱衣所に戻り2人の面倒(着替え)を見に行きました。その後もまだ時間割をしていないとか、おもちゃの取り合い(ほとんどの場合は2才の妹のひったくりが原因なのですが)とか、ちょっとしたことで長男を怒ってしまうのです。そのうち長男に対してこれをしなさい、あれをしなさいという時でさえすでに声が怒り口調になってしまい、コントロールが利かなくなっていました。そうしているうちに、マリースが仕事を終え帰ってくると、最初のうちは何も言わず我慢していてくれたのですが、あまりにも理不尽に長男に僕の態度がきついので「なんでそんなに怒ってるの、落ち着いて!」と言ってくれました。その時は一瞬ムッとしてしてしまったのですが、やっぱりはっきりと間違いを修正してくれるのは助かります。その時も、僕の行為を頭から否定されたり、怒られると、こっちも「なにを~!」となってしまうのですが、僕の間違いを正しい方に感情的にならずに、修正されると、きちんと従ってしまいます。
アメリカでABCD幼稚園で教えていた時、先生たちに最初にそして一番重要だと教えていた「子供たちは叱ってください、怒るのではなく」というルールを自分が守れてなかったことにショックを受けてしまいました。すべての子供たちはみんな「Good boys and Good girls」なのです。ときには間違ったことをするのですが(大人でも)、それだから「Bad boys and bad girls」ではないのです。みんないい子なのですが、ときには彼らのちょっとした間違いを修正してあげたり彼らが選んだ選択よりもより良い選択に導いてあげる手助けをしてあげなくてはいけないのです。それには、いつも子供と同じ目線になるように腰を落としてあげて(立ったままだと子供からしてみればものすごく威圧されます)、子供の両手を握ってあげ(そうすることで " You have to change your behaviors now, but I still really love you."というメッセージを伝えます)、firm voice(しっかりした口調)で、でも怒るという感情なしで、手短に(ながくくどくど言うとマイナス)、間違った行動を続けるとどうなるのか、どうすれば良くなるのかをキチンと説明しなければなりません。
たとえば、友達の頬っぺたをつねったり、髪をひっぱったり(長女2歳の得意技)すると、まずされた子(彼女の兄2人がよく犠牲になります)に「大丈夫?いたかったなあ」と声をかけ、その子がおちついたら、「引っ張ると痛いよ!なにか気に入らないときは、手じゃなくて、口で言おうな!」と、怒るのではなく叱ってあげることがじゅうようです。何度も繰り返すと思いますが、根気よく続ける必要があります。ただあまりに危険な行為の場合には「タイムアウト」でその子をその場から遠ざけることもあります。その時も感情的にならないで、きちんと説明したうえでですが。ちょっと話がはずれましたが、
相手(子供)のことを本当に思ってあげて言ってあげるのが「叱る」ということで、子供を怒るというのは、自分のストレスや感情を相手にぶつける(子供に)だけで、本当に自分勝手な行動だと思います。ただ親はみんな子供のことをおもって叱っているのですが(僕も含めて)ついつい自分の感情がでてしまうことがあります。そんなときは、それに気がつけば、ちょっとその場を離れて一人で深呼吸して自分を落ち着かせたり、(パートナーがいればかわってもらったり)して、うまく子供を叱ってあげたいです。
子育ては難しいです。毎日反省の繰り返しです。よく思うのは、これは、子育てなのですが僕の場合はかなり親のほうが育てられてる「親育て」のような気がします。
いつものことなのですが、その夜は、長男に「さっきは怒ってごめんな」「いつも2人の面倒みてくれてありがとう」と声掛けて、Big Hugして久しぶりに一緒にベッドで寝ました。
by takatsugupapa | 2009-04-25 07:10 | 子育て
最近、7才の長男は朝学校に行く前に少し時間があるのですが、その時僕が読んでいる新聞の写真に興味があるらしく色々と質問してきます。できるだけ説明してあげるのですが、難しい話になると「ふーん」といって分かったのかわかってないのかわからないような返事を残して去っていきます。
そういえば、僕がアメリカでPre-Schoolで子供の面倒を見ていた時、よく新聞を使ってアクティビティーをしていました。たとえば、広告を使って「Somthing red」赤いものを切り取り(たとえばトマトとか赤いスカートとか)白い紙に自由にはってコラージュを作ったり、新聞からLetter A,a を切り取って紙に貼り付け何個見つけたか数えたり、また写真(政治、スポーツ、経済、科学などジャンルを問わず)を切り取り壁にウイークリーニュースと題して貼り付け(写真だけでなく簡単な一文の説明をつけて)子供たちがいつでも見れるようにしていました。とくに外国の写真などは珍しいのか、子供たちに大変評判が良かったです。そうして少しでも多文化教育の助けになればと思っていました。
その時に大事なのは、子供の目線の位置に張ってあげるということです。大人の目線で壁に貼ってしまうと子供にとっては高すぎてしまいせっかくの写真がうまく見えないのです。新聞の写真だけではなく、子供たちのアートや思い出のフォトなどもできるなら子供たちの目線の位置に飾ってやりたいです。小さな子は写真などを剥いで破ってしまうかもしれませんがそれも彼らにとっては一つの遊びだし学びの一つでもあります。だから、破られてもいいような、新聞の写真や雑誌などのページをはって子供の好奇心を刺激してあげることができます。そうして子供とそれらの写真について話をするのも面白いです。
昔はよくやっていたのに、日本に帰ってから、忙しくてこうしたちょっとしたアイデアとかも忘れがちになっています。いい機会なので、明日の夜はテーブルに広告とはさみと糊を用意して家族みんなで家族みんなの好きなものコラージュを作って遊んでみようと思います。
by takatsugupapa | 2009-04-15 21:43 | 子育て
高速道路1000円ということもあり、先週末、家族で道後温泉に遊びに行きました。
その時のことですが、行く先々で7才の長男と5才の次男は、あれが欲しいこれが欲しいとねだり続けるのです。道後温泉本館前の商店街を歩こうものなら、1つ1つのお土産屋さんに寄っては、道後とは全く関係ないカブトムシのおもちゃとか、ドラゴンのキーホルダーとかをねだるのです。マリースも最初のうちは彼らの話をきいていたのですが、あまりにもひつこいので、2人に1000円づつ渡して「これがこの二日間のあなたたちの予算です。ジュース、お菓子、おみやげなどすべてここから出しなさい。そして賢く使いなさい」といって、お金を渡しました。いままでの彼らとは打って変わって、それからというもの2人は、自分の買いたいものの値段を気にするようになり、なんでもかんでも欲しいと言わなくなり、本当に欲しい物を選ぶようになりました。いままでなかなか我慢が出来なかった次男が全く別人のように物の値段をチェックして予算内で買えるかどうか長男と相談しながら2日間上手に1000円を使うことができました。一番よかったのは、親のほうで子供のおねだりから解放されリラックスして温泉街を散歩できるようになったことです。結局、長男はドラゴンのキーホルダーと別子銅山で買った鉱石、次男はカブトムシのおもちゃと自動車のおもちゃを上手に1000円以内で買いました。
最初マリースが子供たちに1000円の予算の提案をした時、僕は内心絶対無理、特に次男はあっという間に1000円を使いきってしまってしまうだろうと思っていました。この旅行のあと、自分が子供たちを信用していなかったこと、そのために子供の独立心を育てる妨げになっていたのかなと思いました。自分が思っている以上に子供たちは自立しているし、金銭感覚があるのだなあと感心しました。反対に何でもかんでも欲しい物を買ってしまった僕の方がこの予算計画をしないといけないなあと反省してしまいました。
by takatsugupapa | 2009-04-15 20:46 | 子育て

「おはよう」について

     朝仕事に行く途中などに、通学途中の子供たちから「おはようございます」といわれると、とても気持ちいいです。だから僕も自分の子供たちに必ず挨拶はキチンとしなさいといっているのですが、なかなかできません。最近、ぼくもできるだけ町で会う人(どなたか全くしらないのですが)には挨拶をするようにしています。ただそうしていて、きずいたのですが、「こんにちは」といって通り過ぎるだけで、そこからなかなか会話が始まり、お互いについて話すということはありません。
     アメリカではよく「こんにちは」の代わりに「How are you doing?, とか What's up?, How's going?」調子はどうですか?と言った意味のフレーズを使います。そうしてそのあと簡単な会話が続いたりします。コンビニに来たお客でも、レジ係に人によくこんな調子で会話を楽しみます。(反対に、会話が弾みすぎて後ろで待っている人からひんしゅくをかっている人もいますが)
     「おはよう」とか「こんにちわ」はものすごく大事で気持ちのいい言葉なのですが、型にはまりすぎていて、ちょっと硬い感じがします。とはいってもコンビニでレジの人に「調子はどうですか?」というのも変ですし・・・・ちょっと考えてしまいます。前々回、レストランのウエイトレスの話をしましたが、とても丁寧で礼儀正しいのですが、もう少しリラックスして「いらっしゃいませ」そしてそのあともう一言言えるようになればいいのになあと思います。
     型にはまっているといえば、長男の「あのね」帳でもその傾向があります。長男はすぐ、がんばりたいです。とか うれしいです。とか書いています。その気持ちはわかるのですがお手本どおりで何度も聞いているうちに、その言葉のもつ「がんばる」がどのくらいがんばるのか、価値が薄くなってきて僕の心に伝わりにくくなってきます。丁寧に礼儀正しくみんなと同じようにお手本どおりにすることも大事だと思いますが、もう少し気楽に力を抜いて本当に自分の思っていることが言葉にできればいいのになあと思います。
     僕もこれからは、「おはよう」「こんにちは」の後もう一言つづける努力、そしてレジ係の人にもなにか一言かけられるようにがんばろうと思います。(自分も「がんばろう」と書いてしまった!)難しいなあー。そうすればもっと人に優しい社会になれるのでは、とおもいます。
by takatsugupapa | 2009-03-01 16:37 | 子育て
     前回はアメリカのネゴシエーション術について書きましたが、今回は自分の家でのネゴシエーションについて書きます。
     あまり人のことはいえないのですが、僕は人としゃべるのがとても苦手です。とくにネゴシエーションなどもってのほかです。すぐにはいはいとかいいよとか実際はそう思ってないのに言ってしまいます。そして後でそのしわ寄せで困ってしまいます。その点マリースはいつも自分が納得するまで、また相手がきちんと納得するまでとことん話し合います。僕にしてみれば、それは絶対無理でしょうということでも、キチンと解決してしまいます。子供も、僕ではなく、マリースの方を見習ってほしいのですが、思うとおりにはいかないようです。
      
     長男は今、1年生ですがまだネゴシエーションが上手ではありません。たとえば、何か自分の気に入らないことがあると何も言わないで目に涙を浮かべて部屋の隅で泣いてしまいます。たとえば見たいテレビ番組があるのに、部屋の掃除をしなさいと言われたときなどはそうです。次男(5才)の場合は、気に入らないことがあると喚きながら床をごろごろころがって泣き続けます。そんなときマリースはいつも彼らに(次男の場合は殻が少し落ち着くまで待って)、腰を落として彼らと同じ目線に合わせて、言います「言葉を使いなさい、泣いたり、床を転がる代わりに、自分が思っていることをきちんといってみなさい」「じゃあないとお母さんやお父さんにわからんよ」と優しく諭します。(長女2才もいるのですが、まだこの子には自分の感情が言葉で表現できないのでこの方法は使えませんが)、僕の場合、僕も意地になって「かたずけなさい」と子供にいった手前なかなか撤回できず無理やり子供にやらせてしまいます。
  
     マリースが子供とはなしをして、長男が「いま見たい番組があるからそのあとかたずけるよ」というと、「じゃあ、次のコマーシャルになったらやったら」とネゴシエーションを始めます。もし長男が納得して「わかった」というとネゴシエーション成立です。お互い納得してスムーズに事が解決します。それでもなかなかうまくいかず、長男も次男も毎日のように、部屋の隅で泣いていたり、床をごろごろしています。

     そんなある日、長男は週1回習い事しているのですが、僕の都合でその先生ではなく違う先生のところに代わってほしいと長男に頼みました。するといつもは「ええ~」とか「いやじゃなあ」とかいうのですが、今回は「今いっているところは、友達もおるし、やっと慣れたけんいまのままの方がええはー」と言いました。僕はなるほどと思い、いまの先生のところに行くことにしました。マリースはその場にいたのですが、彼女はうれしそうに長男に「今のがネゴシエーションじゃが。ちゃんとお父さんの意見をきいて、それから自分の意見をキチンといってお父さんを説得できたがー」といいました。簡単なことなのですが、長男もマリースにいわれて初めてそれに気づき「あっそうか」という顔の後少し恥ずかしそうに笑顔で納得していました。僕もなるほどと思い、長男のちょっとした成長にうれしくなりました。

    
by takatsugupapa | 2009-02-22 14:15 | 子育て
    ニューヨークのフルサービスのイタリアンレストランでアルバイトしていた時のことがあります。レストランはチップ制なのでウエイトレスの時給はものすごく安く、10年ほど前ですが、一時間2ドルほどでした。しかし、そのレストランは地元でも人気があり金、土曜日の夜に4時間ほどで150ドルから200ドルぐらいのチップが稼げます。チップ制なので、ウエイトレスはいかにお客にスムーズに気持ちよく食事してもらうかをいつも考えています。当然そのできによってチップの量もかわってくるのでみんな必死です。閉店後みんなでそのチップを均等にわけるのでへたくそなウエイトレスなどはみんなに嫌われるので長続きしません。

    いかにお客にスムーズに気持ちよく食事してもらうために必要な最も重要な技術が会話とネゴシエーションです。日本でよくあるように、すべての料理がお客の食べるペース無視でどんどんどんーと出てくることはあまりありません。週末ディナーに来ると最低でも1時間から2時間はかけてゆっくりと食事をするので、担当のウエイトレスはそのペースをよく考えながら、キッチンスタッフに次の料理を仕上げるタイミングを伝えます。
よくあることなのですが、お客はよくレストラン側が作ったメニューを自分に合うように変えてしまうことあります。嫌いな具材を抜いてくれというだけでなく、違うものにかえてくれ(アスパラガスは嫌いだからグリーンビーンズに変えてくれ、とかチェダーチーズの代わりにスイスチーズにしてくれ)と要求します。簡単なことなら、ウエイトレスの判断でできるだけお客の要望にこたえます。しかし根本的にメニューを変えてリストにはないオリジナルのメニューなどを要求されると、気難しい料理長を説得する必要が出てきます(これが一番大変です)。お客の方もウエイトレスに無理を言っているのがわかっているので、お客もウエイトレスを説得する必要があります。そんなときに自分に良いネゴシエーションスキルがあるかどうかで、お客にしたら自分の好みの料理が食べられるか、ウエイトレスにしたらより多くのチップが貰えるかが決まってきます。そのためお客とウエイトレス、ウエイトレスとキッチンスタッフ(特に料理長)は、会話を通してうまくネゴシエーションできるような間柄を作っておく必要があります。

     僕の主観なのですが、日本では、ウエイトレスはものすごく丁寧できもちいいのですが、型にはまっているようであまり楽しくありません。そのためかものすごく偉そうなお客もいますが、、、。そのイタリアンレストランでは、日本のようにウエイトレスは丁寧ではないですが、お客との会話を楽しみ、自然体(柔軟な)の接客をしているように感じました。(地元のレストランなので、来る人も常連さんが多いいからそう感じるかもしれませんが)

     またネゴシエーション社会だなあと思わされた別のシチュエーションですが、あるとき保険会社からの手紙が届き、それには条件が十分ではないので保険金が支払えないという内容でした。どう考えてもおかしいのですぐ保険会社に電話してお互いに色々と話した結果、納得してもらって保険金を満額支払ってもらいました。もしその手紙をもらってあきらめていたら全くもらえないところでした。またケーブルテレビを解約しようとケーブル会社に電話すると、電話の相手は、なんで解約するのかとか(アンケート調のもの言いではなく、自然な会話の中で)きき、最終的に1か月無料にするので、もう少し考えてほしいと頼み、僕たちもそれに了解しました。

     アメリカでは、何でもお互いよく話あって、ネゴシエーションして決める習慣があるようです、もしそれをしないで、しょうがない、とかできないとかいってしまうと全く自分の意見が通らなく、損をしてしまったりします。

     なので子供たちは小さいころから、会話(socialization)、ネゴシエーションスキルを学びます。Day Care Center では、朝のサークルタイム、Show and Tell などでこのスキルを学び、先生もできるだけ、子供たちにOpen Ended Questions(Why,How,What do you think,what do you feel,など決まった正解のない答えができる質問)を用いることで、子供たちにYes, Noだけで答えるのではなく、自分が思うことや、感じることをキチンと主張できるようになる練習を遊び感覚の中で学んでいきます。お絵かきの時間でも、家族とその家を書いている子供に、なにかいてるの?これおかあさん? これだれ?これいえ?というより、上手にかいてるね、ぼくにもこの絵についておしえて?とかなんでこのおかあさんわらってるの?、
みんな何しているの?このあとみんなどうするの?などと聞いてあげれば、その子はたぶん誇らしげに色々教えてくれ、会話スキルだけでなく、Self Esteem(自分に自信がつく)の向上にも役立ちます。
     
     次回もう少しネゴシエーションについて書きたいです。
by takatsugupapa | 2009-02-22 12:13 | 子育て
    昨日(日曜日)、前から計画していた恩原高原へスキーツアーに行ってきました。ここ2,3日すごく暖かかったので雪があるのか心配でしたが、なんとか大丈夫でした。長男(7才)と二男(5才)にとっては初めてのスキー体験でした。2人とも大興奮で前の夜も眠れないくらいでした。僕もマリースも8年ぶりのスキーで子供たちに教えるというより自分たちがコケないように滑るので精いっぱいでした(年のせいの方が大きいかもしれませんが)。子供たちとリフト乗り場のすぐ前の緩やかな斜面で午前中いっぱい練習し、二人とも文句いいながらでも、転ばないでまっすぐ滑れるぐらいになりました。それでもまだリフトには乗れず、(僕たち親のほうが、子供たちをリフトに乗せることにビビってしまっていました。子供が途中で落ちたらどうしよう、とか考えていました。)それから、お昼ご飯を食べている時に、一緒に行った友達が、「子供もリフトで上がった方がいいよ、やっぱり転んでも滑って降りると早く上手になるよ」といってくれました。
     それまでは、子供もなんか飽きてきていて、キッズパークで遊びたいとかいっていたので、そうしようか、とマリースと話していました。しかし、その友達のアドバイスもあって、一度リフトで上がってみようということになりました。僕は絶対、子供たちには無理で、板を担いで降りなくてはいけないんだろうなあと思っていました。リフトでは、なんとか乗ることができ、降りるときには、次男がうまく降りれずリフトに後ろから轢かれてしまいましたが、どうにか4人ともコースの上に立つことができました。先にマリースと次男が降りたのですが、長男はなかなか踏ん切りがつかないようでした。絶対助けてあげるといって、僕は長男と一緒に降りたのですが、下まで降りるのに30分はかかったと思います。長男は何度転んだでしょうか(20回は転んだと思います。)何度もスキー板が外れ、なかなかブーツにつけられず泣きそうになっていました。それでも彼を励ましつつなんとか滑り続けました。先に降りたマリースと次男が待っている地点に近づくと、少し慣れたのもあったのか今まで以上の頑張りようで、お母さんと弟に良いところを見せようとしているようでした。
     その時、本当に友達のアドバイスを聞いてよかったなあと思いました。もし聞かずに二人をキッズパークに連れて行っていたらそれなりに二人は楽しんだでしょうが、今後スキーに興味を持ち続けるかどうかは?だと思います。子供の背中をほんの少し押してやることってやっぱり大事なんだなあと感じました。そのあと子供たちは3回リフトに乗り、スキーに挑戦しました。帰りのバスの中、4人ともへとへとでしたが、それでも子供たちはまたスキーに行きたいと言っていました。
     前前回、子供を見守ることは大事だと書きましたが、時にはほんの少し子供の背中を押してあげることで、子供たちに新しい世界(大袈裟かのしれませんが)を経験させてあげられることを教えられました。ただ、難しいのは、子供が本当に嫌でしょうがないのにやらせようとするといった、大人のエゴの押し付けにならないように気をつけなければならないことです。最近、僕は子供特に長男にすこし、甘いというか過保護になりすぎているのかなあと不安になっています。彼にはできることをやらさずに、チャンスの機会を潰してしまっているのでは?と不安になっています。その反対に彼の好きなことばかりやらせて、甘やかしているのかなあと心配になっています。当たり前のことなのですが、、、、、やっぱり子育てって難しいですね。
今日の絵本は、Try and Stick With It (Learning to Get Along) by Cheri J. Meiners and Meredith Johnson です。
by takatsugupapa | 2009-02-16 19:14 | 子育て