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アメリカ人のママと結婚してはや13年、3人のハイブリッド(あえてハーフと呼びません)キッズのパパの子育て奮闘記です。


by takatsugupapa
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TAKApapaは子供に過保護? ほんの少し子供の背中を押してやろう

    昨日(日曜日)、前から計画していた恩原高原へスキーツアーに行ってきました。ここ2,3日すごく暖かかったので雪があるのか心配でしたが、なんとか大丈夫でした。長男(7才)と二男(5才)にとっては初めてのスキー体験でした。2人とも大興奮で前の夜も眠れないくらいでした。僕もマリースも8年ぶりのスキーで子供たちに教えるというより自分たちがコケないように滑るので精いっぱいでした(年のせいの方が大きいかもしれませんが)。子供たちとリフト乗り場のすぐ前の緩やかな斜面で午前中いっぱい練習し、二人とも文句いいながらでも、転ばないでまっすぐ滑れるぐらいになりました。それでもまだリフトには乗れず、(僕たち親のほうが、子供たちをリフトに乗せることにビビってしまっていました。子供が途中で落ちたらどうしよう、とか考えていました。)それから、お昼ご飯を食べている時に、一緒に行った友達が、「子供もリフトで上がった方がいいよ、やっぱり転んでも滑って降りると早く上手になるよ」といってくれました。
     それまでは、子供もなんか飽きてきていて、キッズパークで遊びたいとかいっていたので、そうしようか、とマリースと話していました。しかし、その友達のアドバイスもあって、一度リフトで上がってみようということになりました。僕は絶対、子供たちには無理で、板を担いで降りなくてはいけないんだろうなあと思っていました。リフトでは、なんとか乗ることができ、降りるときには、次男がうまく降りれずリフトに後ろから轢かれてしまいましたが、どうにか4人ともコースの上に立つことができました。先にマリースと次男が降りたのですが、長男はなかなか踏ん切りがつかないようでした。絶対助けてあげるといって、僕は長男と一緒に降りたのですが、下まで降りるのに30分はかかったと思います。長男は何度転んだでしょうか(20回は転んだと思います。)何度もスキー板が外れ、なかなかブーツにつけられず泣きそうになっていました。それでも彼を励ましつつなんとか滑り続けました。先に降りたマリースと次男が待っている地点に近づくと、少し慣れたのもあったのか今まで以上の頑張りようで、お母さんと弟に良いところを見せようとしているようでした。
     その時、本当に友達のアドバイスを聞いてよかったなあと思いました。もし聞かずに二人をキッズパークに連れて行っていたらそれなりに二人は楽しんだでしょうが、今後スキーに興味を持ち続けるかどうかは?だと思います。子供の背中をほんの少し押してやることってやっぱり大事なんだなあと感じました。そのあと子供たちは3回リフトに乗り、スキーに挑戦しました。帰りのバスの中、4人ともへとへとでしたが、それでも子供たちはまたスキーに行きたいと言っていました。
     前前回、子供を見守ることは大事だと書きましたが、時にはほんの少し子供の背中を押してあげることで、子供たちに新しい世界(大袈裟かのしれませんが)を経験させてあげられることを教えられました。ただ、難しいのは、子供が本当に嫌でしょうがないのにやらせようとするといった、大人のエゴの押し付けにならないように気をつけなければならないことです。最近、僕は子供特に長男にすこし、甘いというか過保護になりすぎているのかなあと不安になっています。彼にはできることをやらさずに、チャンスの機会を潰してしまっているのでは?と不安になっています。その反対に彼の好きなことばかりやらせて、甘やかしているのかなあと心配になっています。当たり前のことなのですが、、、、、やっぱり子育てって難しいですね。
今日の絵本は、Try and Stick With It (Learning to Get Along) by Cheri J. Meiners and Meredith Johnson です。
by takatsugupapa | 2009-02-16 19:14 | 子育て